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終活はこんなことも終活の一環です。「サービス付き高齢者向け住宅」

2012年10月03日

「サービス付き高齢者住宅(以下、サービ付き高齢者住宅)」とは、安否確認や生活相談など高齢者の生活を支援するサービスを備えた賃貸住宅をいう。

「サービス付き高齢者住宅」制度の創設を定めた。
「高齢者の居住の安定確保に関する法律の一部改正」が平成23年10月20日に施行された。

この改正によってこれまであった高齢者向け賃貸住宅(高円賃・高専賃・高優賃)が廃止され、「サービス付き高齢者住宅」に一元化されることになった。
 
 「サービス付き高齢者住宅」制度は利用者である高齢者の保護を目的としているので、供給する事業者に対し厳しい登録基準を課している。
国が定めた一定の要件をクリアにしたものだけが登録を受けることができるので、利用者は安心して介護・医療と連携した高齢者生活支援サービスの提供をうけながら暮らすことができる。その他に契約基準も明確になり、これまで問題が多かった前払い金の対象範囲、返還ルールが整備され、金銭面でのトラブルも大幅に減ることが見込まれる。
 
これからの「サービス付き高齢者住宅」は遠距離介護や老老介護の負担やリスクも軽減されるので、もし、終活に自立した生活を送りたい方、人との交流を大切にした方はこのような住宅を選ばれると、ご自身にとっても、ご自身を思うご家族にも安心な生活を送っていただけるのではないでしょうか。将来の自分を想像し、行動するこれも大切な終活です。
 
遺された人生のスタートは今日です。あなたは何から始めますか?
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