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相続についてのポイント

助け合いの大切さ、介護はチームで

2012年09月28日

 介護はチームでとは、同居の介護、遠距離介護様々な形がありますが、どちらも「ひとりではできない」ということです。
 大正期から昭和期にかけて出生児のうち50歳を迎えることができる人は約半数。
80歳まで生きる人は1割にも満たなかった。
そういう「昔」であれば、介護期間は短く、誰かが背負うこともできなくはなかったのかもしれない。きょうだいも数も多かった時代です。
しかし、「今」はこれだけ長寿となった日本の現状で、誰かが一人で頑張ろうとすれば、共倒れしかねません。
実際、介護による過労により、心身の病になる人もいます。介護離職も珍しくありません。年間14万人以上という数字もあります。
一方、子供も高齢者といわれる年代になっているケースでは老老介護となり、体力的なキツさは容易に想像できます。

 遠距離介護はそれに加え物理的な距離がある。
その場合、なにか問題が生じてもすぐに駆けつけることはできません。親の家のご近所やその地域に暮らす親族など、緊急時に様子を見てくれる人を確保できると、安心感は高まります。
適当な人が見つからない場合は、地域の民生委員に連絡してみるのも一案です。すでに介護を保険制度の認定を受けていれば、担当のケアマネージャーなどとの連携も重要です。

毎回は無理でも、帰省する際に連絡し、1年に1~2度でも会って話せる関係になっておくと、緊急時の電話連絡などもスムーズ。同様にかかりつけの医師などとの話せる関係づくりも大切です。自分で全て背負うのでなく、少しずつ背負ってもらうことによって大切な何かに気付くことができるかもわかりません。
 介護は一人ではできません。一人で抱えこまずに、助けを借り、助けを貸しましょう。
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