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相続税の節税

相続税の自己負担を減らすためには、以下の3通りがあります。

  • 1.相続する財産自体を減らす
  • 2.相続する財産の評価を下げる
  • 3.相続する財産から控除される金額を増やす

1.相続する財産自体を減らす方法

相続時に分けるというものではなく、生きているうちに分けていくということです。

これを生前贈与といいます。
財産を自分の名義で持ち続ければ、自分が死んだ時には当然ながら全て相続税の課税対象になります。
だから生前に分け与えるものは分け与える様にした方が効果的です。

大切な家族に生前贈与して、相続時に発生する財産を減らすことです。
しかし、その際贈与税というものがかかってきます。
贈与税はいくらなの?高いのではないかという先入観もあるものですが、
年間110万円までの基礎控除のほかに活用できる特例が様々あります。
ただし相続が発生した時点から3年以内に贈与されたものは、相続税の対象なってしまいます。

生前贈与をしない場合とする場合

できるだけ早く遺される大切なご家族の為にも、生前贈与を始めた方がいいのです。
あなたにあった生前贈与のご相談は相続TANIナビへお気軽にご相談下さい。

2.相続する財産の評価を下げる方法

土地・建物は、利用状況に応じて財産評価基本通達により評価減があり、
次のような方法で土地・建物の評価を下げることが可能です。

  • 1.更地で土地を持っている場合は、建物を建てることで相続税評価額を大きく下げることができます。
  • 2.建てた建物は固定資産税評価額がそのまま相続税の評価額となり建築費の約60%まで下がるといわれています。木造アパートの場合はさらに評価額が下がり、節税効果も大きくなります。

多くの地主さんが土地を生かしアパートやマンションを建てて人に貸しているのは、
このパターンに当てはまる相続税対策です。
ただし、借入金で建物を建てる場合には返済計画が大切になります。
相続税とのバランスを考えなくてはなりません。
また、人口減少が続く中、賃貸物件を建築しても経営が成り立っていくのか、お子様が賃貸物件を経営していく意思があるのかなど、様々な要素も考慮しながら決定しなければなりません。

更地に建物を建てることで土地の評価額を下げる

あなたの大切な土地の運用、アドバイスのご相談も相続TANIナビへお気軽にご相談下さい。

3.相続する財産から控除される金額を増やす

相続税は課税遺産総額に税率をかけて税金を計算します。

では、課税遺産総額はどのように計算されるのでしょうか。
簡単な算式にすると次の通りです。

資産-負債-基礎控除=課税遺産総額 ※基礎控除 3,000万円+600万円×法定相続人

(ご自身で簡単に課税遺産総額の計算できるシミュレーションをご用意していますので、そちらでも計算ができます。相続かんたんCHECKシート

つまり、法定相続人が多いほど基礎控除も多くなり、正味財産を減らすことができます。

法定相続人を増やす方法としては「養子縁組制度」で増やす方法があります。
民法上は、養子縁組は何人でも可能ですが、
相続税法では実子がいる場合には養子は何人いてもまとめて1人と考えられ、
600万円の基礎控除額の加算が認められます。
ただし、実子がいない場合は2人まで認められ基礎控除額は3,000万円+1,200万円の4,200万円になります。

ほかにも、退職金の非課税枠、生命保険の非課税枠(法定相続人一人500万円)が増えます。

あなただけの節税対策のご相談は、相続TANIナビへお気軽にお問い合わせ下さい。

※平成25年度税制改正により平成27年1月1日以後に開始する相続について
 基礎控除額が減額されました。

私たちにすべてお任せください

代表税理士
谷 明憲

相続は早めの対応が大切です。大切な家族に残すものだからこそ、時間をかけて想いを伝えましょう。

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(大阪弁護士会所属)

相続や終活は自身の人生との対話でもあります。時間をかけて振り返り、上手な相続をしましょう。

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相続は被相続人と遺族の意思、事業の継承等重視しなければいけないことがたくさんあります。節税も含め最良の相続を一緒に考えましょう。

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