相続ブログ

小説

新コンパニオン税理士【第八話】~相続税対策②~

2017年09月11日

 

京都の税理士が綴るリアルな小説「新コンパニオン税理士」

【第八話】~相続税対策②~ 

 

週に一度、小説「新コンパニオン税理士」を連載しております。

小説といっても、随筆のようなもので、私たちが経験した実話を題材にした小説です。



(このお話はフィクションです。)



「さやかさん、アパートを建てて、予想通りに満室になって、借金を返しても、
毎月何十万円と言うお金が残るなら、そして相続税が激減するなら、こんなにいいことはないですよね。」
先生はさらっと話します。

「さやかさん、日本の人口はこれからどうなると思いますか?」
「それは、高齢化が進み、出生率も低いので、人口は減少すると思いますよ。」
「そうですよね。」
と先生は言って、また、話を続けます。

「そんな中で、居住用のアパートをどんどん建てたとしたら、部屋は余ってきますよね。
そして、どうせ住むなら、駅に近いところ、安いところといい条件の所を探します。
大泉さんの、ガレージは、駅から歩いて、20分以上かかります。
もし、さやかさんが住むとして、駅に近いところにアパートができて、家賃が一緒なら駅に近いところを選ぶでしょ。
大泉さんは、借金を返すために入居者を入れないと駄目だから、次は、家賃を下げざるを得なくなって、
借金を返せなくなるかもしれないじゃないですか。
大泉さんのガレージから駅までの間には、まだまだ沢山空き地があるよね。
だから、希子さんと私は困ったなって言ってるんです。」

「私にはもう一つぴんときませんが、アパート経営も大変なんですね。でも先生相続税は減るんでしょ。」
私は、あたかも向学心に燃えているように聞きました。

「ふ~ん、アパート経営も大変なんですね。」
私は、良くはわからなかったのですが、言ってしまいました。

希子先輩が最後に、
「大泉さんは、大丈夫かな、あまりに駅から遠いし、まだまだ駅近くにアパートは建ちそうな場所ですし、
先生、どうアドバイスしたらいいのでしょうね。」

先生は、
「ちょっと冷たい言い方だけど、今、話した内容を伝えて、本人に決めてもらわないと仕方ないね。
僕はこれからの時代、競争力の見込めない場所には、アパートやマンションは造るべきではないとおもっているよ」


 最後まで読んでくださりありがとうございました!

 次回は
 新コンパニオン税理士【第九話】~相続税対策 ③~


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