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小説

新コンパニオン税理士【第七話】~相続税対策①~

2017年09月06日



京都の税理士が綴るリアルな小説「新コンパニオン税理士」

【第七話】~相続税対策①~ 

 

週に一度、小説「新コンパニオン税理士」を連載しております。

小説といっても、随筆のようなもので、私たちが経験した実話を題材にした小説です。



(このお話はフィクションです。)



「希子さん、相続対策っていう言葉、魅力あるのかな?」
谷本先生は独り言のように、希子さんに話しかけます。

「先生、急にどうしたんですか。」
希子さんも驚いて先生を見つめます。 

「希子さんが、以前、申告を担当していた大泉さんって覚えてる?」
「勿論、覚えていますよ。しっかりした奥さんがいらっしゃって、ご主人もタジタジでしたね。
沢山の不動産もお持ちでしたが、農地がほとんどで、後はガレージと二戸一の借家でしたっけ?」
希子さんは、3年も間が空いているのに、すらすらと答えられます。

谷本先生は驚いて、
「何で、そんなに覚えているの?
僕は、お客さんの所に訪問したときは、そこに行っているのだから、
お客さんの名前はわかるのですが、
道を歩いていて急に出会ったときは、名前が出てこなくて困ったことが、何度もあるよ。
誰が誰かわからなくなってきた。困ったことやね。」と、情けない声で話します。

「先生、私は、まだまだ若いんですよ。先生は、歳のせいですね。」
希子さんは意地悪そうに笑っています。

「大泉さんが、どうされたんです?」
「今、電話がかかってきたのですが、ガレージにアパートを建てるそうです。
相続税対策で相続税が安くなるから、やるんだって、奥さんが張り切っているんですよ。大丈夫かな。」 
「どこかの、営業マンが吹き込んだのでしょうね。あの奥さんなら、乗りかねませんね。」
希子さんが答えます。
 
「先生、希子さん、アパートを建てたら、どうして、相続税対策なんですか?」
私は思わず口を挟みました。
「アパートを建てて、家賃が入って、税金が安くなるなら、最高じゃないですか。
何でそんなに先生や希子さんが困った顔をするのか、全くわかりません。
ど素人の私、森本さやかにも、わかるように説明してください。」
私が言うと先生は、なるほどと言った顔をして、説明を初めてくれました。
 

つづく

 次回は

 コンパニオン税理士第八話「相続税対策②

 
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